GLP-1ダイエットは、海外で肥満治療として使われる消化管ホルモン(通称痩せホルモン)を医師の管理のもと、薬を使って摂取するダイエット法です。
使用する薬は糖尿病の治療薬としても使われている成分で、食事制限や運動不足でも高いダイエット効果が期待できます。
最近では、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんがGLP-1ダイエットを行い、3カ月で8キロもの減量に成功したことで話題になりましたね!
しかし、薬を使う以上、副作用が心配な方も多いのではないでしょうか。
本記事ではGLP-1ダイエットの副作用について解説します。
GLP-1にはどんな副作用がある?
まず、GLP-1ダイエットは主に以下のような副作用があるとされています。
このような副作用が出る原因は、薬剤の効きすぎによるものが大きいとされています。
胃腸障害
下痢や便秘による腹痛は、初期に現れやすい副作用です。
比較的症状は軽く、2〜3週間程度で自然に治ることが多いです。
低血糖
脱力感、倦怠感、冷汗、動悸、ふるえ、めまい、ふらつき、頭痛、生あくびは低血糖時に起こる症状です。
特に極端な糖質制限をしている場合は注意が必要で、GLP-1を摂取したのに飲まず食わずでいると低血糖になるリスクが高くなります。
GLP-1ダイエットは食欲抑制効果があるため食事量の減少が基本ですが、1日3回食事を取るようにしましょう。
上記症状が出た場合は、飴やジュースなどの糖分を摂取すると治ります。
GLP-1ダイエットは通常のダイエットと比べて副作用の発生率は低いとされていますが、用法容量を誤ると副作用が出る恐れがあります。
また、薬剤の使用量や方法を変更することで軽減できる場合もあります。
薬の種類と摂取方法はコチラ
副作用が出た際に正しい対処を行えるかどうかは、医師の知識と経験が重要になってきます。
そのため、クリニック選びは慎重に行いましょう。
GLP-1ダイエットは、過度な食事制限や過酷な運動が苦手な人にも効果的なダイエット方法ですが、副作用のリスクがあるということを理解した上で始めましょう。
副作用が現れた場合はすぐに医師に相談することが大切です。
自己判断で対処することは避け、安全に健康的なダイエットを目指しましょう。